2009年7月4日土曜日

加速、減速、方向転換


FMSの7つあるテストの1つ、インラインランジは運動中の減速、方向転換能力をあぶり出します。
減速、方向転換など、体にブレーキをかける能力が何故重要なのでしょう?

それは減速・方向転換能力がなければ加速もできないからです。人間、減速できないようなスピードを出すことはありません。
足の感知能力から、足の出力まで、加速は減速能力を感知しています。

このような事がいえます。
  • 人間本来の走力は素足で走るのが最大能力。それを靴でブレーキかける能力を向上させ、または減速限界を麻痺させることで走力が増している。
  • 加速能力向上するには減速能力を向上させる。
  • 自動車メーカーは時速300キロ出る車を作ることができたとしても、その速度に対応できるブレーキがなければ一方的な車になってしまう。
  • 人間は筋肉の最大出力の50%も出せないといわれる。100%出せば骨が耐えられず折れてしまう。人間、骨折を免れるために筋肉出力を制限する。

加速能力 ≧ 減速能力
これが人間の速度限界

加速能力 > 減速能力
これが怪我につながります。

インラインランジは減速能力に異常がないか特定します。これで3点を得点できれば問題ありません。1点か0点、左右で得点が異なる場合が要注意です。

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