2009年6月17日水曜日

肩の傾き、歩幅



CK-FMSで人間の体のコーディネーションを学んでから人の足や肩等に目が行くようになりました。
外歩いている人見ると、右肩が左肩より挙がっているなど左右不均衡が目立ちますが、歩く動作にもやや異常が見られます。
一般的に皆真っ直ぐに歩けていません。一歩踏み出す動作が真っ直ぐにならないため、体幹の旋回やつま先の向きを調整して真っ直ぐな線に合わせて歩こうとしています。踏み出す時のつま先方向も右と左で異なる人を多く見かけます。
恐らくこのような動作が余計な体の動きを招き、少し歩くだけでも疲れるという現象に陥るのだと思います。運動機能の観点で言えば、肩のラインを動かさずにつま先が進行方向へ無駄なく動く。このためには股関節、大腰筋、腸腰筋などの動作が重要になってきます。これらを強化、ストレッチすればよいかというと、それだけではありません。その上下の筋肉連動を活かして動作パターンを作り上げていくことが必要になります。
もちろん伝統あるヨガなどで賄えることも多いのですが、今の現代社会、人間が最も体を動かさなくなっている時代です。数千年前の事情とわけが違います。そのためにも時代に見合った体のケアやその測定基準が必要になってくるのです。
6月21日(日)はCK-FMSのクラスを予定しています。ここで実施した内容を概略レベルで本ブログに掲載していきたいと考えております。

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